こんな展開あり得ません!!

急いで手を伸ばす。


でも、もう遅い。


誰かの綺麗な指先が、スマホを拾い上げる。


「落としたよ。…これってさ、録音アプリ?」


顔を上げると、私のスマホを持った蒼くんが立っている。


あぁぁぁぁぁぁぁぁ、私のスマホちゃん!!


「返して。」


必死に手を伸ばす。


でも、届かない。