「抱かせてくれないか?」
「えぇ~?私…!?」
「さっき、できなかったし…」
上目遣いで、
見つめちゃったのかな?
信森さん…、
恥ずかしそうにしていたよ。
こんなにストレートに言う人、出会うことなかった。
続けざまに、信森さんが伝えてくれる
「やっぱり綺麗だし、好きすぎて…君を愛したいから」
「私…綺麗じゃないよ」
そう言い放つと、
「綺麗だ、好きだよ」
って、私を抱きしめてくれた人を
粗末にしたくはない…
傷つけたくない…
私…旦那の大亮以外の異性とは
身体の関係など持つことなかったから。
大亮とうまくいかない状況でも、
他にはいかなかった。
