Firstーファースト

そして皆最後のボールを投げ、私達チームの負けで終わった。




「いえ~い♪勝った♪」




私達の横では愛美と大森くんが喜びのハイタッチ。



そんな二人の様子など見れないほど、すでに私の頭の中はバツゲームのことでいっぱいだった。



いつ、どのタイミングでするのか。。



本当にするよね??



何だか中野くんの顔も見れなくなっていた。




すると大森くんがニヤニヤ笑い近づいてきた。



「はい!じゃあお前ら、バツゲームね♪」



「えっ??」



私はドキドキしながら照れ笑いをした。




愛美もそんな私の顔を見て、ニヤニヤ顔をしている。



そして「はい中野!ここでキスしろよ!」



大森くんが中野くんに言った。



すると「ここ?他の人達もいるぜ?」




「別に関係ないじゃん!一瞬でいいんだから!」




「そうだよ~♪」



愛美も言った。




そして「ナナちゃん、ここじゃ嫌でしょ?」



「えっ私??」



ちょっとそんな事聞かないでよ。。




嫌って言わなきゃ、私がしたいみたいに思われるじゃん。。




「無理しなくていいよ?嫌でしょ?」




もう一度聞かれた。



だから仕方なく「あっうん。。。」私は言った。




その答えに大森君が言った。



「だったらどこかの影に隠れてでもいいからしろよ!」