ワタシヒトリ


ばいばいの時間

は思ったよりも
早く来てしまった、

駅まで送ってくれた、

「きょたあ…」
ばいばいはいつも
泣きそうになる、

もう逢えなくなるん
じゃないかって、
不安になる、

「春佳泣くな!
 家つくまでメールして?
 家ついたら電話しよ、
 大好きだよ…」

自然と目を閉じて
重なる唇、