好きなんですっ、先生!


夏休みも明けた9月。

「先生、キッスのお礼にデートしてあげようか?」

「おい、学校でそんなでかい声で言うな!誤解されんだろ…」


5時限目の数学の授業終わり、丁度良く教室に先生がいたもんだから、話しかけないわけがないのです。


「んーそうだなぁ、遊園地とか行きたい!だめ?」

「はいはい今度な。席について、HR始めんぞー」



ちぇっ。

今度なって言ってるけど、絶対行く気ないくせに。

本当、適当な返ししかしてくれないんだから…。

席についた私は机に頬杖をつきながら、先生の姿を眺めた。


「文化祭の出し物について、はい実行委員よろしく。」


先生の言葉で実行委員の2人が前に出た。


出し物は多数決でコスプレ喫茶に決まったみたいなんだけど。


「この中から、一つ衣装を選んでください。」

実行委員が黒板にかいていたのは

メイド服、ポリス、ナース服。

男子は強制的にスーツになるらしく。



「祐奈、どうする?」

「えぇ~なにがいっかな…」


隣で美咲と悩みながら黒板をみつめていた。

てゆうか、全部どれも恥ずかしいんですけど。