好きなんですっ、先生!



テスト当日。

気合十分な私…のはずだったんだけど。


「なんか祐奈、顔色わるくない…?大丈夫?」

「うん…ちょっと頭痛いだけだから、平気へいき。」



美咲が心配そうに私の顔色を伺った。

少しだけ無理をして、昨日も夜遅くまで勉強したからかな。

だってだって、デートの約束したし、それに先生の授業受けたいんだもん!

そうじゃなきゃ私、学校に来る意味ないよ。


そのあと何回か美咲に「本当に大丈夫なの?」って心配されたけど。



自分の席に着いた瞬間。


「神崎、もしかして具合悪いの?」


そう言って来てくれたのは朝倉くん。


「ううん、全然、大丈夫!」


私は首を横に振って、空元気で朝倉くんに作り笑顔をみせた。

朝倉くんも時間割いて教えてくれたんだもん。頑張らないと。