好きなんですっ、先生!


よしよし、ようやく2人きりになれたぞ~!!

でもでも、ちゃんと進学したいから今回からはちゃんと頑張らないと。


「先生、私ちゃんと頑張る。進学したいもん…」


教科書をパラパラとめくる、先生の手が止まった。


「えらいな。…お前なら大丈夫だよ。」


そう言って先生の手が、私の頭の上に伸びた瞬間。

先生は、その手をさりげなく引っ込めて、自分の頭の後ろに手を回した。

今、頭なでてくれるのかと思ったのに…。

だめだね…私。

何もかもに、期待してしまうみたい…