「…文化祭の時からでしょ?だったらふーくんに近づくのやめてもらえる?最低。」 …そう言ってきたのは、萌ちゃん。 そうだ、あの時から勘違いされてるんだった。 でも、そんな最低とか…言われる筋合いないもん… 「えっと…だからちが…」 ――キーンコーン うぅぅ… タイミング悪いチャイムの音。 や、やばい。数学だから早く隣のクラスに移動しないと。 萌ちゃんに、ちゃんと説明もできず。 みんな席に着いている中、自分の荷物を急いで取り出して廊下に出た。