「はいはい、ありがとな、気をつけて帰れよー……」 少し遠巻きでみていた先生が私に気が付いて。 …こっちを見ています。 私は持っていたクッキーとチョコを、両手で後ろに隠した。 「美咲、行っておいで?早坂くんのところ。」 「あ、うん…祐奈、ファイト!」 小声で美咲がエールを送ってくれて。 微笑んだ私は、少しずつ先生に近づいた。