これは…絶対先生の事狙ってる。
私にはわかるもん。
先生に片思い歴1年の私の方が、圧倒的に先生の事知ってるんだからね。
てゆうか何なの先生も。鼻の下伸ばしちゃってさ。
「ふんっ。美咲行こう!」
「あ、ちょっと祐奈待ってよ~ねぇサッカー部は?」
「予定変更!今日はなしっ!先生また明日ね!!」
大好きな先生を職員室に残して帰るなんて、これが初めてだよ。
なんてったって、緊急事態ですからね?
「…神崎、今日はやけに帰るのが早いな」
いつもより早く帰る私を見て先生はつぶやいた。
あの女に、絶対負けない。
私の恋の炎はゴゴゴゴゴっと燃え上がったのだ。



