可愛い君に


「それよりも、なんでこんなに遅いんだ?」

マグカップ片手に此方を見つめる瞳

「お父さんみたいこと止めて下さい、それに
まだ6時じゃないですか」

はぁ

「お前は、いつも6時までに帰ってくるだろ」


「なんでそれをしってるの!?それに山本には、
関係ないでしょ!?」

「あるは、俺わお前の担任だ、それにこいつらから
お前を任されてる」


いつ任されたんだよ!


「おいおい!やめろよ、2人とも」


次第にヒートアップし始める言い合いに
慌てて策にぃが仲裁に入る

「そうよ、私のムギいじめないでよ光」

そう言って私の首もとに腕を回す冴ねぇさん


「あのなぁ~心配して言ってんだよ、別に
苛めてねぇ」

呆れた様子の山本。



「でもさっ、ムギ?確かに兄ちゃんも心配だよ…
ムギいつも誰よりも早く真っ先に、帰ってきてるじゃん?
だからさっ、今日は何でこんな
遅くなった?何か理由があるのか?」

眉を下げ此方を伺う兄…
はぁ…

「友達?と途中まで一緒に帰っただけだよ‥
それに、6時って今の時代小学生でもないよ」

そう、別に隠すような事など何もないので
素直に話すと

「「「友達?」」」

双子は分かる。でも何で山本も?

見事にハモった3人。