「いらっしゃいませ~」 ここは、『夜の青』 カフェと、雑貨屋を両立している店だ。 私はそこで働いている。 「遅いんだよ」 頭を軽く叩かれた。 「痛っ!」 「そんなに痛くしていないだろ」 憎まれ口を叩く青年。 私のバイトの先輩。 「原くん!痛いよ!」