なんと、 「彰・・・」 その言葉に、原くんがぴくりと動いた。 その言葉が聞こえていたのか、彰がこっちを向いた。 ああ。見間違えが良かった。 隣には、可愛らしい女の子と腕を組んでいた。 ああ。やっぱな。 そう確信した部分と、落胆する部分があった。 彰は気付いているだろうか。 そのまま、その女性と一緒に夜鶴の横を横切った。 何の表情も変えないまま。 「原くん・・・」 原くんは気まずそう。