入学式の日、校門の前。 大きい学校を見て、緊張したような、それでいて楽しみな不思議な気持ちになった。 この春から高校1年生。今日からこの学校に通うんだと、初めて実感が湧いた。 『月音 蒼空』と書かれたタグを受け取り、校内に入る。 「⋯こんな感じなんだ、すごい綺麗⋯」 洋風な高校で、掃除が行き届いていて綺麗だった。 私が内見せずに決めた理由、それはこの高校に天文学部があること。 天文学部で有名で、屋上には天文部員しか入れないらしい。 「早く部活入りたいなぁ⋯」