「絵梨は来なくていいから放せ、腕」 いちゃつく2人の光景に口先が動いた。 「嫌がってるじゃないですか? 放してあげたらどうですか」 私と彼を交互にみて、後ずさるようになり、 悔しそうに唇を噛み締めて走り去っていった。 「花園さん、ありがとう。助けてくれて」 「いやいや…。私のほうこそ…」 "私のほうこそ"なんだ?前に一度会ってる?