甘い口溶けを

私のセリフが通り過ぎる間に──


「もう関わんな──って言いたいのに、


逃したくない。何なんだろう、この気持ち──」


胸に手を添え、一周考える仕草をとる雪君。


「とりあえずカフェ行こ」


「う、うん…」


小さなカフェに到着。席も少ない。経営できてる


んだから凄いし、あまつさえ店舗数も広げない。