甘い口溶けを

踵を返し呼び止める先生の言葉もスルー。


走って保健室へ遠回りして行った。大人は


最早誰も信用できない。


彼の顔を知った今、早く虜にしたくてたまらない


あの保健室の先生のように。


次は退学届か──?


心臓が流行る。


そこまで逃げたかったんだ。雪君の本性は。