後ろの3人は下を向きながらも、ゆっくりと私に近づいた。
「ごめんね、鈴野さん…あんなひどいことして」
「ほんとにごめんなさい」
「反省してます…」
3人組は各々私に謝罪をした。
「…大丈夫だよ!ほら私この通りなんともないし、ね?」
あんなことされてイラついたし、むかついたりもしたけど。
せっかくの修学旅行最終日に、変な空気にするのも嫌だった。
「お前ら二度と柚葉に近づくんじゃねーぞ、この中学生ブスどもが」
一ノ瀬の放った一言に、『ごめんなさい…』と言って4人組はお店を出て行った。
「そこまで言わなくても…」
ちょっとキツめの一ノ瀬の言い方に、私は圧倒された。
「お前、お人好しすぎだろ」
彼はそのままシーサーの置物を選び続けていた。



