俺様王子と空とキス。



バスがホテルに到着し、各々キャリーケースを下ろす。


部屋の鍵をもらって、エレベーターで5階まで上がった。

「わー、ひろっ!私たちだけじゃもったいないくらい!」


愛美が言うように、2人部屋にしてはかなり広い。
シングルベッドが2つに、ダイニングテーブルが真ん中に置かれたオーシャンビューのシンプルな部屋だ。


「あとで宏太くんの部屋行っちゃお〜
柚葉は一ノ瀬くん、ここに呼んじゃいなよ♪」


「えぇ、なんでよ…」




♪ピンポーン ピンポンピンポンピンポーン


愛美の言葉に動揺していたら、部屋のインターホンを連打する音が聞こえる。


ガチャ

「柚葉、飯いくぞ」

「女子部屋って、俺らと同じ感じ〜?」



ドアを開けると、そこには一ノ瀬と部屋の奥を覗き込む浅井くんの姿が。

ちなみに私たちの部屋は5階、男子は4階。