「腹減ったなー、なんか食おうぜぇ♪」
砂浜にすでに上がって、私たちを待っていてくれた浅井くんが口を開いた。
私達は少しボロボロの海の家に向かって歩き出す。
「適当に買ってくるから、ここで待ってろ」
一ノ瀬と浅井くんが食べ物を買いに行ってくれた。
私と愛美は砂浜に座って、綺麗な白い砂をいじりながら話していた。
「どう?一ノ瀬くんと、いい感じ?」
「いやぁー…いい感じっていうかなんか」
その時、前からイカつい男性2人組が、私たちの目の前で足を止めた。
「君たちかわいいねー♪」「2人?」
「私たち、イケメンの彼氏持ちなんで!」
愛美がそう言ったけれど、男性達はしぶとく口を開く。
「少しだけでいいからさ、一緒に海入ろうよ〜」
1人の男性がそう言うと、私の腕を無理やりに引っ張った。
「…ちょっと!やめてください!」



