俺様王子と空とキス。


〜♪ ブブッ

窓側の席で、綺麗な空の景色を見ていると、突然鳴り出したスマホのバイブレーション。

スマホをタップしてみる。


『バス降りたら俺のこと待ってろ、じゃなきゃぶっ飛ばす』


ねぇ…だからぶっ飛ばすって一体なんなのよ。


てか無理だし。
だって愛美と国際通りで、かわいいシーサーの置物を買う予定なんだから。


「ねぇ愛美ー、国際通り…」

「あ、いま宏太くんから連絡きて、自由時間一緒に回ろって!もちろん一ノ瀬くんもいるよ♪」

「いやいやわたしは…」

「行くって返事しといたから♡」

「ねぇ、愛美…泣」


そんな会話をしていたら、バスは駐車場に到着。

後ろに続いていたB組のバスも到着し、生徒達は駐車場に集まった。


「今から自由時間になります、行きたい行き先のバスに乗って行ってください。えー…」


学年主任が説明するように、行き先ごとにバスが分かれている。


わたしは国際通りに行く気満々だったのに。