拒む隙も与えてもらえない私は、仕方なく席についた。
まぁ…愛美もいるし、よしとしよう。
「おい柚葉、ブロッコリー食え」
「いやいらな……ひ、ひょっと!」
隣に座った一ノ瀬に無理やりブロッコリーを口に入れられたのだ。
「2人、もうそんなラブラブなんだ〜♡」
「よかったじゃん、玲央♪」
目の前に座っている愛美と浅井くんが私達をみて終始楽しんでいる。
「おい柚葉、俺のこと名前で呼べって言ったよな?」
「いやいや、無理でしょ、だって別にまだそんな…」
「またぶっ飛ばされてぇのか?」
「……そ、そんな近くなくても聞こえてるから!!」
今にもキスされそうな距離に顔を近づけてくる一ノ瀬に、動揺して顔が火照ってくる私。
アンタのぶっ飛ばすって、一体なんの略なのよ…
「名前で呼べって言ってんだろ」
「……」



