「なにラブラブしてんの〜♪」
優しいのかそうじゃないのか、よくわからない一ノ瀬に疑問を抱いていたら、どっかで聞き覚えのある声がした。
振り返るとそこには、一ノ瀬と同じクラスの浅井宏太(アサイコウタ)の姿が。
ちなみにこの人は一ノ瀬といつも一緒にいる、常時ハイテンションな人。
2人してイケメンだから女子が常に群がっているのだ。
「お、噂の柚葉ちゃん?なんだ、かわいいじゃん!俺唐揚げ定食ねー♪」
ピッ
「じゃあわたしもー♪」
ピッ
浅井くんが券売機のボタンを押したあと、いきなり後ろからボタンを押したのは、愛美だった。
「愛美!ねぇ、助けてよ愛美!あのさぁ…」
「いくぞ、柚葉」
愛美に必死に助けを求めるも、一ノ瀬に腕を引っ張られ席に移動した。



