完璧な私が完璧じゃなくなるとき



あれから、優人を避けるような日が続いてる。

朝は起こさずに行くし、家で話しかけられても、お風呂や勉強に逃げてる。

「ねぇ、美琴ちゃん。佐原くんと何かあったの?」

この前と同じカフェにひよりちゃんと一緒に来てる。

つまりは、優人はいない。

「実は…。」

優人に言われた言葉と、思ったことを話す。

ひよりちゃんはずっと、頷きながら聞いてくれてる。

話し終わって顔を上げれば、楽しそうな顔。

「え、なんでそんな楽しそうなの?」

「んー、この先どうなるかなーって!」

理由はやっぱり教えてくれないみたい。

それでも、話せたからこそのスッキリした気持ちになった。

「私から気まずい空気作ったのに、また前みたいに戻りたいって、わがままだよね…。」

「そんな事ないけど、話し合いはしなきゃいけない気がするかな。」

ひよりちゃんに言われて、頷くしかない。

でも、いつ出来るんだろう。

これは、私の心の準備が必要だけど、まだ時間はかかりそう。

「土日迎えたくないの初めてかも…。ひよりちゃん泊まりに来る?」

「行かないから、ちゃんと向き合ってきたら?」

やっぱりそう言うよね…。