完璧な私が完璧じゃなくなるとき



他にも色々聞いたけど、私にできそうなことはなかった。

あとから手段は選べなくなるかもしれないけど。

今はまだ、好きアピールとボディタッチをメインにやってみようかな…。

これでダメだったらまた相談させてもらおう。

途中で違うなって思ったら、やめたらいいし。

カフェで話し合いをしすぎて、気付けば外は暗くなってる。


「今日は沢山話し聞いてくれてありがとう。」

「美琴ちゃんの可愛い1面見れて嬉しかったし、すごく楽しかったよ!」


そう言ってくれることに救われる。

「早く帰らないと佐原くん心配しちゃうよ。」

「心配はしないと思うけど…ありがとうね!」

バイバイして、家へ向かう。

今日からできるかな…。

早く着いてほしいような、時間がかかって欲しいような、不思議な気持ち。

優人に会いたいけど、会いたくない。

でも、やらないと変わらないよね。

もう少しだけ、自分に優しくなってもいいのかも。

「ただいま。」

「おかえり。」

家に帰れば当たり前のように、優人が待ってくれてる。