完璧な私が完璧じゃなくなるとき



「え?どうしたの?」

「どうしたも何も、もう勉強再開するの?」

「え、うん。糖分補給したし?」

正直、話してたら2人が気になって仕方ないし。

自己防衛しなきゃって思ってるけど、それがかえって不審がらせちゃってる?

「もうちょっと休憩してからにしない?」

ここで否定しても変だよね。

「たしかに。せっかくの土曜日だしね。」

私が言えば、ひよりちゃんは安心した顔してる。

あれ、そんなに心配かけてたのかな。

今度ちゃんと、ひよりちゃんの気持ちを聞いて、はっきりさせよう。

今は気にしてる事で、2人に気を遣わせたくない。

それに、初めての勉強会。

楽しんだ者勝ちだよね。

「ひよりちゃんの得意教科ってあるの?」

「どれか選ぶなら、現代文…かな?」

「ひよりちゃんらしいね。」

「そう?そういう美琴ちゃんは?」

「私は数学かな。」

ぽいぽい!と笑うひよりちゃん。

数学がぽいって、褒め言葉なのかな?

もちろん、ひよりちゃんに他意はないのはわかってるけど。

どの教科でも一緒か。