完璧な私が完璧じゃなくなるとき



もし、ひよりちゃんが優人のこと好きだったら…?

私が2人の邪魔をしてるとしたら…?

私は引けるのかな…。

引けないかもしれない。

それに、まだそうと決まった訳じゃない。

それなら、決めつけるにはまだ早いよね。

学校の視線のこともあるし。

今日は勉強で、楽しくやるものだし。

「美琴ちゃんは普段チョコ食べるの?」

「んー、あんまり食べないかな。疲れた時は食べたくなるけど…。」

「佐原くんは?」

「美琴が食べる時に一緒に摘むくらいかな。」

あぁ、やっぱり優人のこと気になるのかな…。

なんて悪循環になりそう。

こういう時は、他のことをして、気を紛らわせるのが1番だよね。

今なら勉強って言っても違和感もないし。

どの教科にしようかな…。

1番集中できるのは、数学かな。

好きな科目だし、謎解きみたいだし。

今の私にピッタリかも。

いや、勉強しなきゃいけない物に、ピッタリもなにもないか。

「私、勉強しながら摘むね。2人は好きなだけ食べて。」

無くなれば用意するし。と言えば、ひよりちゃんは信じられない顔してる。