完璧な私が完璧じゃなくなるとき



ついに勉強会の日。

目覚めは悪かった。

だってモヤモヤさせるような事言う、優人が悪くない?

なんて思っても、本人に言えないし…。

いや、勝手にモヤモヤしてる私が悪いのかもだけど…。

優人に会えばスッキリするかな…?

そろそろ集合時間だし、優人を迎えに行こう。

「優人まま、おはようございます!」

「美琴ちゃんおはよう。優人は多分まだ寝てるわよ。」

「ありがとうございます!起こしてきますね!」

普段はこの時間、優人ままはいないけど、今日は土曜日。

土曜日も日曜日も、優人が家に来るから、優人ままに会うことはあんまりない。

階段を駆け上がって、優人の部屋のドアを開ける。

ノックなんて、普段からお互いしない。

着替えてる時に、たまに開けちゃうけど…。

今日は大丈夫。

まだ布団に包まってる。

「優人、そろそろ起きて。ひよりちゃん迎えに行かなきゃ。」

寝起きが悪いから、いつも渋られちゃう。

「あと5分…。」

「そんな時間ないよ。お願い優人、起きて。」

「ん。わかった。着替えるから、先降りてて。」