完璧な私が完璧じゃなくなるとき



目を開ければそこには、驚いてるひよりちゃんがいた。

ちゃんと受け止められたみたい。

「えっ、なんで美琴ちゃんがここにいるの…?」

「心配で見に来ちゃった。」

「さ、佐野さん…。」

名前を呼ばれて顔を上げれば、そこに居たのは、毎朝挨拶をしてくれる3人組。

「どうして貴方たちが、ひよりちゃんを突き飛ばしてるの?」

3人の目を見て、はっきりと。

いつも挨拶してくれる人たち。

確かに救われてた。

学校でも、1人じゃないって思わせてくれてたから。

だけど、ひよりちゃんを突き飛ばしていい理由は何一つない。

「そ、その子が来てから、佐野さんの変な噂が流れたから…。」

「だから?」

「その子が噂の元凶だと思ったんです。」

「そうなの?ひよりちゃん。」

「わ、私じゃないよ!」

「そうだよね。ほとんど離れる時なかったもんね。」

例え、ひよりちゃんが噂を流した本人だとしても、突き飛ばしていい事にはならない。

それに、私といない時は優人といたし。

本当に噂を流すにしても、時間が無さすぎる。