きっと、どうしてそんな事をするのか、なんて聞いても教えてくれない。
なら、いつも通りに効いてないと思ってもらうしかない。
だって騒いだって、解決なんてしないんだから。
最悪もっと悪くなるかもしれない。
それは間違いなく誰も望んでないし。
気合を入れるためにほっぺを叩けば、2人から不思議そうな顔をされた。
「気合い入れただけだよ。」
「急にされたらびっくりするだろ。」
「確かに。」
私だって優人が同じ事してたらびっくりするかも。
笑い合う私たち。
この時間だけは幸せで溢れてる。
このまま続けばいいのに。
普段からでも贅沢すぎる時間。
「楽しいね。」
「どうしたの?急に。」
「大好きな2人に囲まれてるのもいいなって思った。」
友達と、好きな人。
そんな人たちと笑い合うことができるとは、思わなかった。
もちろん、今の状態がなかったらもっといいんだけどね。
今は嫌な視線があるだけだからいい。
これから誰かの悪口とか言われたら、私だって黙っていられない。
2人を見てそう決意していた。
