完璧な私が完璧じゃなくなるとき



次の日、優人を迎えに行けば珍しく起きてた。

「起きてるなんて珍しい。どうしたの?」

「俺もやればできるから。」

なんて言っても、教えてはくれない。

優人の準備を待つこともないから、そのまま学校へ。

視線はやっぱり変わらない。

それに、気にしすぎなのか、昨日より鋭くなっている気がする。

陰でするくらいなら、直接言いに来ればいいのに。

なんて思っても、それは言わないけど。

言ったところで本当にそうしてくれる人はいないし。

別で、何かがあるかもしれないから。

優人や、ひよりちゃんに何かあるかもしれない。

今の私が1番許せないこと。

「悪化してね?」

「やっぱり?」

「どうすんだよ。」

「大丈夫、何とかするから。」

そう言ってもやっぱり、優人は心配そうな顔をしてる。

迷惑かけないから、心配しなくていいのに。

教室に着けば、心配そうなひよりちゃんに挨拶された。

「おはよう。ひよりちゃん。そんな顔どうしたの?」

「いや、えっと、その…。」

言い淀むひよりちゃん。

これは、きっとなにか聞いたんだ。

それなら、私は聞くしかない。

安心させるように声をかけた。