完璧な私が完璧じゃなくなるとき



予想に反して、ゴールに入れられちゃったけど、次は私たちのチームからスタート。

得点は今2対2の同点。

時間はまだ少しある。

味方にパスを出してからじゃないと私も動けない。

1番近くで動きやすそうな子に出す。

その子はドリブルで少し進むも、止まっちゃう。

その子からパスを貰って、また、ドリブルで進む。

あと少しの所で、ひまりちゃんに回す。

ひまりちゃんは驚いた顔をしてたけど、そのままゴールへ投げてもらった。

惜しくも外しちゃったけど、リバウンドが取れた。

そしてそのままゴールへ。

ゴールに入ったと同時にブザーが鳴った。

みんな授業だからといって手を抜く子はいなくて。

みんながみんな息を切らしてる。

「美琴ちゃん、お疲れ様!」

「お疲れ様、ひよりちゃん。」

「本当にフォローしてくれてありがとう!」

だから、安心してシュートが打てた、と嬉しそうに言ってくれた。

フォローができるかは分からなかったけど、そう思って貰えたことが嬉しい。