完璧な私が完璧じゃなくなるとき



「はい。今日はバスケやるわよ。」

好きに5人組作ってと言われ、迷わずひまりちゃんは決まったけど、あと3人が見つからない。

「佐野さん。良かったら私たちも一緒にいい?」

そう声をかけてくれたのは同じクラスの子達。

「もちろん。私たちも探してたの。」

そう言って、すぐ5人組ができた。

「決まったわね。次は対戦チーム決めるわよ。」

これは先生が決めていく。

私たちはCチームらしい。

先ずはAチームとBチームから。

私たちCチームとDチームは眺めるだけ。

バスケは苦手じゃないけど、見ててもよくわかんない。

「はい。終了。Bチームの勝ちね。」

次はCチームとDチーム、始めるわよ。の声で重い腰をあげる。

「美琴ちゃん、私バスケすごく苦手なんだけど…。」

「大丈夫だよ。みんなで頑張ろ?」

ひよりちゃんはそれでも不安そう。

ちょっと、ひよりちゃんの動きにも注目しておこうかな。

フォローなんてできるほど上手くは無いけど。

もしかしたら、どこかで優人が見てるかもしれないし、やれるだけやってみよう。