完璧な私が完璧じゃなくなるとき



「美琴ちゃん、佐原くん、おはよう!」

「おはよう。ひよりちゃん。」

「…はよ。」

やっぱり優人はひよりちゃんと、そんなに話すつもりは無いのがすごく伝わる。

寂しいような安心するような、この気持ちは好きだからなのかな。

好きって難しい。

「ほらー、席に着けー。」

いつも通りやる気のない先生。

バタバタと進んで、お昼休み。

途中何度か、後ろからひよりちゃんの唸り声が聞こえてく来てた。

優人と購買から戻れば、準備万端のひよりちゃん。

「ねぇ、美琴ちゃん。」

「ん?どうしたの?」

「ここの授業難しくない…?」

「え、そうかな?普通だと思うけど。」

「偏差値そんなに高いの?」

「それは分かんないけど、今度教えようか?」

そう言えば、すごく嬉しそうに頷くひよりちゃん。

あ、そんなに困ってたんだ。

「何時がいいとかあったら教えてね。」

「いつでも!」

ひよりちゃんは、美琴ちゃんとお勉強会ってルンルンしてる。

そんなに嬉しいの…?

そんなひよりちゃんを見て、私も嬉しくなる。