完璧な私が完璧じゃなくなるとき



「佐野さん。おはようございます!」

「おはよう。ねぇ、3人はどこのクラスなの?」

「へっ…?あ、えっと、い、言えないです…!」

「じゃあ、何なら聞いていい?」

いつも通り挨拶してくれる3人なら仲良くなれるかもって、思ったけど、ルールは厳しいみたい。

名前もクラスもダメなら何なら聞けるんだろう。

「え、えっと…。か、確認してきます!」

それの確認、今日中に終わるのかな…?

できたら、みんなでご飯とかも食べたいんだけど…。

あ、もしいいよって言ってくれたら、優人も。

優人も意外と友達少ないんだから。

「また失敗したな?」

「確認してくれるだけ、前進じゃない?」

昨日の宣言を覚えてた優人に茶化されたど、ポジティブにいくんだから。

本当の友達なら、確認なんていらないのはわかってる。

だけど、今の私にできるのはここまで。

また明日期待すればいいかな。

そう思ってた私はまだまだ甘えていたのかも知れない……。