【短編】勝負下着の選び方


 豚足も上手に骨だけにしてたし、焼き魚だってそう。
 ゴーヤの天ぷらも、私は苦くって食べれなかったけど、彼はぱくぱく食べてた。


「やせの大食いねぇ」って云ったら彼は嬉しそうに照れた。


 とっても可愛くて、……とてもセクシーだと感じたのだ。
 別に、おかしいことではないよね。


 三次会にカラオケに行った。
 空気を読んだ選曲が好印象だったのは覚えてるが、歌が上手かどうかはよく覚えていない。


 ただ、これまた例によって大食いの彼は、真っ白なレアチーズケーキを注文しておいしそうに食べていた。
 それが、目に焼き付いている。


 んでもって、メアドは「念のため」といって交換しておいて、その日の晩メールがあり、次の日に「電話番号教えて」というメールが来た。彼の番号も書いてあった。


 返信してしばらく待ってると、その番号がディスプレイに出て……。


 いろいろ話したのち、デートの約束をしたのだった。