***
新幹線の中。
私は窓の外を眺めながら、スマホを開いた。
蓮から一通だけメッセージが届いていた。
『そのままでいいから、ずっと好きだよ。』
目から涙が落ちた。
そして。
震える指で返信した。
『……私も、まだ好き』
そこまで入力して、指が止まった。
送ってしまったら、きっと蓮は私を引き止める。
離れたいと思っているのに。
これ以上、蓮を苦しませたくないのに。
私はしばらく画面を見つめたあと、
ゆっくりと文字を消していった。
そして、代わりに打ち直す。
『……体に気をつけてね』
何度も読み返してから、送信した。
既読がついた。
すぐに返信が来る。
『ありがとう!それは莉央もだからね』
その一言に。
私は泣きながら笑った。
――まだ、終わっていない。
でも。
二人が本当にもう一度一緒になるまでには。
まだ、越えなければいけないものが残っていた。
新幹線の中。
私は窓の外を眺めながら、スマホを開いた。
蓮から一通だけメッセージが届いていた。
『そのままでいいから、ずっと好きだよ。』
目から涙が落ちた。
そして。
震える指で返信した。
『……私も、まだ好き』
そこまで入力して、指が止まった。
送ってしまったら、きっと蓮は私を引き止める。
離れたいと思っているのに。
これ以上、蓮を苦しませたくないのに。
私はしばらく画面を見つめたあと、
ゆっくりと文字を消していった。
そして、代わりに打ち直す。
『……体に気をつけてね』
何度も読み返してから、送信した。
既読がついた。
すぐに返信が来る。
『ありがとう!それは莉央もだからね』
その一言に。
私は泣きながら笑った。
――まだ、終わっていない。
でも。
二人が本当にもう一度一緒になるまでには。
まだ、越えなければいけないものが残っていた。
