『もう、好きじゃないことにした』



高校一年の時。

美玲と出会った。

ある日、廊下で美玲が落としたプリントを、
たまたま近くにいた俺が拾った。


「これ、落としましたよ。」

「あ、ありがとう」

それが二人の会話だった。

それから廊下ですれ違えば、
話すようになって、
少しずつ距離が縮まっていった。

1学年上の美玲は、どこか大人っぽくて。


蓮にとっていつからか特別な存在になった。

やがて、二人は付き合い始めた。