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その日の夜。
蓮のスマホに、美玲からメッセージが届いた。
『久しぶりに会えて嬉しかった』
『今度、二人で話したい』
『昔のこと、ちゃんと話しておきたい』
蓮は少し眉を寄せた。
『別にいいけど、何の話?』
すぐに返事が来る。
『会ってから話す』
蓮はそれ以上深く考えなかった。
けれど。
その数日後。
美玲からまた連絡が来た。
『蓮、まだ私のこと嫌い?』
『私はまだ、蓮のこと忘れられてない』
蓮の指が止まる。
「……は?」
思わず声が漏れた。
すぐに返信する。
『俺、彼女いるから』
『知ってる』
『じゃあ、そういうこと言うなよ』
しばらく既読がつかなかった。
そして。
『でも、私たちって本当に終わったのかな』
蓮はスマホを見つめた。
嫌な予感がした。
『終わってる』
そう送って、
スマホを伏せた。
