やっちゃんに言われてから、余計穩雅先生を意識するようになって、

講習を受けながらも、
頭は先生のことで一杯になっていた。


終わって先生と何を話そうか…

そんなことばかり考えていて、講習が終わるのが待ち遠しかった。


終わると一目散に保健室に向かった。


いつもの様に、中に誰かいないか窓から覗いてみた。

瞬間私の目に飛び込んで来たのは、
今年入った、国語の新任の田島先生と穩雅先生がキスしている光景だった……。