少し痛みに顔を歪めて言うと、若干慌てながらも

「何!?きっ、きたか!
大丈夫か?」

頷く私を見て

「よし!俺は車まわして
荷物積んでくるから、
マーくん、ママ頼んだぞ!」

「うん!任せて!」

自信満々に言う我が子を健は、誇らしげに目を細め、頭をクシャクシャッと撫でると、急いで車へ向かった。


「大丈夫?」

小さな手で私の手を握り時折顔を歪める私を、
心配そうに見上げて言うマモル。