「本当!どれどれ、マーくん見せて。」

台所に立ち、お昼の準備をしている私が差し出した手に乗せてくれたそれを見る。


二人の写真の入ったハガキだった…。


「パパにも見せる~。」と言うマモルに

「じゃあ丁度お昼だからパパ呼んできて。」

「うん!」と私と同じブルーグレーのクリクリの瞳を細めて、嬉しそうに駆け出す。