苦しいほど人を好きになり、思いが届いた喜びや幸せ、
それだけじゃない不安や嫉妬も、

そして私にとって初めての恋を…。



何時しか指を絡め、どちらともなく握っていた手に力を入れた。


その左手薬指には約束の印がキラリと光り輝いていた…。