首筋に感じる健の吐息に益々心音が高鳴り、顔はきっと真っ赤か…

これ以上は心臓が持たない!

焦りながらも、ばれない様に、出来るだけ穏やかに

「夕御飯の支度しよ。」

私が言うと、健は、埋めていた顔を上げて

「そだな。」

笑顔で答え、二人で御飯を作り始めた。