霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。

家に帰った後は、ベットで寝ころびながらスマホでお気に入りの漫画を見ながらくつろいでいたら先日と同じような急激な眠気がやってきた。

今いいところなのにとは、思ったが流石に眠気には勝てないのでまたお母さんに後でグチグチ言われそうだがまぁ問題はない。

スマホを傍に置いて目を瞑って視界は、何も見えなくなった。

またあの霧に包まれた不思議な夢を見てしまうのでないのかと思ったが同じ夢がそう何回も繰り返しの続くことはないだろうと思い私は眠りに意識を沈めた。

「…はっ」

次の瞬間またあの謎の霧の空間に来ていた。

一体ここは、なんなんだろうか夢なのに夢じゃないみたいで不思議な感覚を持ってしまう。

「行かないでよ…」

とそんな声が響き渡った。

この声は、前にこの夢にも出てきたモンペを着ていて何故か泣いていた女の子声だった。

だが前みたいにあやふやな声では、なくハッキリ聞こえる。

すぐさま振り返ると前と同じようにこちらに背を向けいる女の子がいた。

また話しかけようと足を踏み出そうとしたが、ふと前の夢の出来事を思い出す。

確かあの時は、近づいて行ったら激しい頭痛に襲われたので、今回もあの痛みを感じるかもしれないと考えたらゾッとする。