霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。

「え!?ちょっと待って、私重いから…」

「大丈夫俺自己紹介の時言ったでしょ、鍛えているって暑いところにずっといるのも、よくないからさっさと行くよ」

自分が重いのも心配だっだがそれ以外も心配な事だらけであり、私は恥ずかしく頬が赤く染まっていっているのがなんとなく分かり周りに人がいないか見渡すと幸いな事に周りには、誰もいなかった。

異性に人生で初めてお姫様抱っこなんてされたものなので早く目的地に着いて欲しいと願いあまりの恥ずかしさからいつの間にか括史くんの胸に顔を埋めていた。

顔を埋めていて気付いたのは括史くんの筋肉は、ハッキリ簡単に言うとガチガチであり今まで服に隠れているから気付かなかっただけで
その筋肉は想像以上でありたくましかった。

「岡内さん」

括史くんの筋肉に夢中になっていると声をかけられた。

まさか私が括史くんの筋肉に夢中になっていたのを気づいたのかなと思い目線を軽く上げて括史くんの方顔を向けて見た。

「もうすぐ着くけど…どうするこのまま店内に入る?」

括史くんがからかい混じりの声でで私にこう言ってきって私が、思わず口を開いたまま固まってしまっていた。

括史くんがまさか私が恥ずかしがるのを知ってこんな小悪魔みたいな提案をしてくるとは、全く思っていなく恥ずかしくって再び括史くんの胸に顔を埋めていた。