手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

「いってきまーす!」

天川くんと肩を並べて駅まで歩く。

「綾月さん月曜日と火曜日何してた?」

「月曜日はお兄ちゃんと服買ってきたよ〜!」

「へぇ。その服も?」

「う、うん!変じゃないかな?」

「全然!ほら、なんというか……可愛い」

顔が熱くなり、隣を見ると天川くんの顔は耳まで赤くなってた。そんなに勇気出して言ってくれるんだ……。

「えへへ、ありがとう!天川くんの服も可愛いよ!」

「ありがと!」

傍から見れば微笑ましい光景だろうな……。