手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

「な、なに?」

「綾月ーーー!!」

また星田が来た!?いまはお兄ちゃんがいない。また天川くんを呼ぶのは迷惑だろうし……。

「もう!また何!?」

仕方なくでた。近所迷惑だもん。

「綾月っ!俺、もう死ぬかと思った……。なんで、電話もメールもしてくれないの?」

「だって……。」

いやいや、返せるわけないじゃん。

「てか、家出禁でしょ?早く帰ってよ!」

「無理」

「ん?」