手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

さすがの私も我慢の限界で声を上げた。

「どうして、そんなこと言うの?ひどいよ!もう、星田くんのことなんて大っ嫌い!!」

ぷいっと顔を背けてやった。

「どうして……、そんなことを言うんだ、、?それだけは……。お願い……」

いまにも泣き出しそうな声で言っている。

「もう、なんでそんなんなの!?でも、わたし許さないから!帰る!」

「綾月ぃ!」

全力で走って家に帰る。


帰ったあともメッセージと電話の量が凄かった。

『おい、返信しろよ』