手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

「うわあ、やばいね。」

「でも、探したらダメだよ。バレたならもう姿表そう。とかなっちゃうと危ないから。」

「う、うん。分かった。」

そんなに私への愛が重いとはわからなかった。

「ここだよ。上がって」

「すっごい!」

そこは、ものすごい豪邸だった。

玄関でもすごい広さがあって奥からは遊び声が聞こえる。

「お、お邪魔します。」

広すぎて緊張してしまった。どんだけお金持ちなんだ……。